過去ログ - アラサーニートエリちとキャリアウーマン亜里沙
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158:名無しNIPPER
2018/03/02(金) 12:38:02.25 ID:Xkwu0NtO0
 高海千歌ちゃんは元Aqoursのリーダーで、現在は実家を出ての一人暮らし。
 長いこと友人にも会っていないとかで、最近は寂しい寂しいとばかり言っていた。

「ちなみに誰派なの?」
「穂乃果ちゃんの……大ファンで……」

 私たち四人の空気がぴしりと固まる。
 高校時代にファンに一番囲まれていた穂乃果は、大学入学時にとあるトラウマを作ったらしく
 その、人との線引をはっきりしていた。

「それ、穂乃果の前で言っちゃ駄目だから」
「あー……」

 千歌ちゃんの表情が一気に固まる。
 ああ、もう手遅れだったか……荒れてないと良いんだけど。

「私、今日はいい日だなって思ったんですけど、やっぱりファンはファンとしての自覚を」
「いいじゃない今日はお酒の席だし、お酒を交わせば、穂乃果とも仲良くなれるわ」
「え、でも私まだ仕事中で」
「私たちしかお客さんはいないんでしょ、平気よ平気、どちらにしろ顔を合わせるなら酔わせて機嫌取っちゃえばいいのよ」
「絵里さん……! 私、絵里さんを2推しにします!」

 一番にはなれない運命か。
 ――私たちが案内された場所は、本当だだっ広い宴会場だった。
 もうすでに穂乃果、ことり、海未、にこの4人が到着していて、お酒を酌み交わしていた。

「ほら、千歌ちゃん」
「はい! 穂乃果さん! お酒お注ぎします!」

 でもみんな、まだ昼の12時よ?
 昼間から飲むお酒は大変美味しいというけれど、ニートの私には気まずいだけだわ!


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