過去ログ - アラサーニートエリちとキャリアウーマン亜里沙
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167:名無しNIPPER
2018/03/02(金) 15:49:53.59 ID:Xkwu0NtO0
 海未の次は花陽。
 元から何事にも緊張しがちな花陽ではあるけど、今は顔面蒼白で凛に支えられて立ってるのがやっと。

「は、花陽ちゃん? そない緊張するんやったら、後日でもええで? お宅伺うし」
「だ、だいじょうぶ……! 希ちゃん! お家に伺うなんてそんなことまでしてもらったら、花陽倒れます!」
「今も倒れそうなんやけど……じゃあ、さしあたりのないことから行こうか」

 との希の言葉通り、仕事運が低調。恋愛運が厳しい。食あたり注意と言われている。
 最初の方は、うんとか、あーとかしか言えなかったみたいだけど、
 だんだんと元気を取り戻してきて、逆に質問を返すようにもなってきた。

「あ、それから花陽ちゃん」
「はい?」
「脱いだらあかんで?」

 全員の空気が凍る。
 みんなアラサーになってきて、その、お金が厳しい女性が最後の頼みとして就職する職業が想像できてきた。
 花陽は可愛いし胸も大きいからさぞかし人気になる……かもしれないし、そうでないかもしれない。

「希ちゃん、なんで知ってるの?」
「その会社、最初はモデルとかアイドルとか言って女の子をかき集めて、やがてエッチ方面の仕事を斡旋する質悪いところで」
「かよちん! そんなことがあったんならなんで凛に相談しないの!」
「だって、迷惑かなって」
「ばか! かよちんのためなら芸能界を引退したって良いもん! 凛がかよちんを想う気持ちを……甘く見ないで!」

 何処かで聞いたことがあるセリフだと思ったけど、感極まって泣いている花陽を見て自重する。
 
「まあ、注意するのはそれくらいやね、それから家から出たほうが良いよ」
「ええ……でも行くところが」
「凛のところに来なよ! ちゃんと毎日帰るようにするし!」
「何言ってるのよ、花陽が来るのは私の家」
「なんで凛とかよちんの話に西木野さんが割り込んでくるの!」
「に、西木野さんって(´・ω・`)」


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