過去ログ - アラサーニートエリちとキャリアウーマン亜里沙
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名無しNIPPER
2018/03/07(水) 02:06:29.61 ID:zYtc8nL20
「エヴァはレッスンきらいー」
比較的説得が簡単そうなエヴァちゃんの予想通りの回答。
やる気にさせるのは難しいかもしれないけど、辛抱強く言えば練習には参加してくれそう。
善子さん、朝日ちゃんの二人は自主練もレッスンもしているみたいで一安心。
ただ、朝日ちゃんの場合は実力が伴ってないみたいだから、メニューを考えるのに苦労しそう。
「昼食をとったら少し休憩して、動きやすい服装に着替えてから四人は地下室に集合ね」
「澤村さんにそんな決定権はないかと」
「私もそのつもりだったんだけどね……」
家事のシフト(と言うより自分の仕事量)を巡ってあーだこーだと思い悩んでいる時にインターホンが鳴らされた。
その場は善子さんに任せて応対にあたる。
ドアを開くとスーツできっちり決めた女性が立っていた。
「絵里さんですね」
「はい」
「私はこのシェアハウスに住んでいるアイドルを担当している南條と申します」
なんか音の響き的に私に関わりがありそうな気がしたけど、恐らく気のせい。
「この度は、エトワールの管理をして頂きありがとうございます。これ、おみやげのマムシドリンクです」
「ありがとうございます」
「その、アイドルたちとは友好な関係は築いていけそうですか?」
「ええ……自分の正体に気づかれたら、貞操が危なそうな気配はありますが」
「それならば良かった。ここからは本題なのですが、絵里さんには理亞さん以外の四人のレッスンメニューを考えて頂きたく」
「レッスンってハニワプロで行うのではないんですか?」
私がそう言うと、南條さんは難しい表情をする。
「最初はあの四人もハニワプロでのレッスンに参加していたんですが……」
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