過去ログ - アラサーニートエリちとキャリアウーマン亜里沙
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3:名無しNIPPER
2018/02/17(土) 03:23:10.06 ID:XEcVgPSX0
 まあ、結局――

「また姉さんってば、パソコンやって! リクルート雑誌でも見たらどうなの!」

 仕事から帰ってきた亜里沙に怒鳴られる。
 私が大学を卒業するまでは、甘えた声でお姉ちゃんお姉ちゃんと言っていた亜里沙はすっかり変わった。
 何かと棘のある口調と台詞を用いて私の心をグサグサと刺して満足する冷徹キャリアウーマンに成長したのだ。
 彼女がどんな仕事をしているのかまでは知らないけど、営業成績と給料は良い。
 食事や家事なんかは私が担当しているけれど、生活費からお金の管理までは亜里沙の仕事だ。
 
「今見てたのよ……」
「嘘よ! それ、毎日やってるゲームじゃない! 一銭にもならないのに!」
「私を求めているプレイヤーが居るのよ!」
「自分を求める企業に関心を寄せたらどうなの!」

 亜里沙が内心、私のことをどう思っているのかまではわからない。
 流石に殺したいほど憎まれているとは思わないけど、就職する気もサラサラ無い態度はかなり苛ついているっぽい。
 
「私なんてどうせ企業も求めちゃいないわよ」
「そんなことない!」
「そんなことないことないわ!」
「だって、姉さんは私の……! っ! もう! いい! ご飯食べてくる!」
 
 バタンとドアを閉めて亜里沙が出ていってしまった。
 しばらく彼女とは食事を取れていない。
 このまま追い出されてしまったら、本当に希を頼るしか……

「ゲームしよ」

 私の戦場はここじゃない―― 



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