過去ログ - アラサーニートエリちとキャリアウーマン亜里沙
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308:名無しNIPPER
2018/03/19(月) 20:41:23.51 ID:Tywam5jA0
 誰かと一緒に寝るなんていつぶりのことだろう?
 高校時代はまだ中学生だった亜里沙が怖い夢を見ると、
 ベッドの中に入って抱きついてきたりして。
 あの頃はどちらかと言うと背も小さく、150センチ行くか行かないかくらい。
 友人の雪穂ちゃんよりも主張も身長も控えめ――そんな時代もあった。

 今はもう、私の身長を超えるか超えないかのところで止まり
 見上げられながらお姉ちゃんなんて言われないかと思うと、ちょっと涙が出そう。
 まあ、今の亜里沙にお姉ちゃんと言われようものなら、背筋も凍って、持っている金銭を渡しかねない。

 なぜこんな事を考えているのかというと。
 お酒を飲んだまま寝落ちした理亞さんをベッドに運び、やれやれやっと帰れる――と思って場を離れようとすると。
 彼女が服の端を掴んだまま離さない。
 口では姉さま姉さまと言いながら、恐ろしい握力で私を拘束――現在に至る。

「私も眠ってしまっていたのね」

 最初はこんな状態で眠れないと思ったけど、お酒の効果もあったのか十数分で眠りについてしまったみたい。
 ちょっと抱き合うような形でベッドの中に入っていたけど、よもや誰かに写真でも撮られるわけでもない。
 服の端はすっかりシワになってしまっていたけど、まあ、これは名誉の負傷というものだろう。


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