過去ログ - アラサーニートエリちとキャリアウーマン亜里沙
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42:名無しNIPPER
2018/02/19(月) 20:14:02.17 ID:Rl1FIj1M0
 飲み会は六軒目に突入しても勢いが増すばかりだった。
 深夜になるに連れてテンションも上がっていく、あんじゅと英玲奈。
 今ははじめて彼氏ができた時ののろけ話で盛り上がっている。

「そ、そんなに経験がないのって恥ずかしいかしら?」
「20超えたらそうかもしれないわね……」
「男性の中では素人童貞という言葉があるそうじゃない、だったら女性でも、素人処女って」
「それは処女なのかしらね……?」 

 ツバサと私は、次第に度数の強い酒を飲みはじめて現実逃避しだした。

「絵里」
「なあに?」
「私はライターだけど、結構面白い職業だと思ってるわ」
「あなた英語できるんだから、翻訳でもなんでもできたんじゃない?」
「ロシア語も案外需要があるものよ?」
「残念ながらロシア文学はそれほど日本受けしないのよ……」

 日本酒をちびちびと飲みながら、お刺身を食べる。
 もっと幼かった頃には、油が多いものを食べていたけど……。
 最近はすっかり、マグロと日本酒だ。
 真姫お気に入りの、穂乃果の店には刺し身はないんだけど。

「ほら、なろうってあるじゃない?」
「小説家になろうだっけ、やたらめったら書籍化しているところよね」
「あそこにμ'sの話とか書いたら受けると思うんだけどなあ……」
「受けるかしらね? チートとか異世界転生とか魔王とか出てこないわよ?」
「A-RISEを魔王にしてしまえばいいじゃない」
「流石に気がひけるわ」


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