過去ログ - アラサーニートエリちとキャリアウーマン亜里沙
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539:名無しNIPPER
2018/04/22(日) 13:20:48.86 ID:w+wzLV4V0
 邪悪でドSな笑みを浮かべたかつての親友に、背筋の凍る想いをしながら
 妹にドンキで拷問器具を買えと宣言した人物と同一なんだなと思わずにはいられなかった。

 まず雪姫ちゃんを動けないようにロープでぐるぐる巻きにして
 (当然抵抗されたが、スタンガンでの脅迫に屈した)
 床に転がした後、まずは大きな声を出す訓練とやらを始める。

「あの、ヒナ、これは?」
「ツボ押し器、失敗したら足の裏を押してあげて」
「……ええ?」

 怪訝な声をだす私に対し、顔を見たヒナは

「あなたは、私の足に、針を刺しました」
「ようし! 雪姫ちゃん! 頑張って!」

 過去の自分を振り返らず、現状に満足することに専念した。



 地下レッスン場に高らかな悲鳴が響き渡る中、
 主に悲鳴をあげている雪姫ちゃんの姉、真姫がやって来た。
 何をしているのかと憤慨するかと思われたけど、
 まあ、これくらいしないといけないわねと諦めた目で指導を見た後、

「エリーはやらないの?」
「え?」
「これ、高校時代のエリーの特訓なんでしょ?」
「いや、でも、ほら記憶に……」
「同じ目にあったら思い出すかもよ?」


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