過去ログ - アラサーニートエリちとキャリアウーマン亜里沙
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584:名無しNIPPER
2018/05/08(火) 02:01:59.56 ID:oHS+nZye0
 亜里沙が話しているのを訥々と聞いた後、
 彼女はこちらに目を向けずにどこかへと行ってしまったのを見たツバサが

「行きなさいエリー」
「何を言えば良いのか……わからないわ」
「別に、特別な話なんてしなくても良いと思うわ」
「その、私も状況を受け止められなくて」
「気まずいと思っているのは、彼女も同じよ、だから、安心しなさい」

 その言葉と同時に、右腕と左腕の支えが取られる。
 フラフラと二、三歩前に出て、そのまま旅館の屋上を見上げ
 本当は逃げ出したくて、 
 いつものパソコンの前に戻りたくて、
 ああ、そういえば愛しいパソコンはツバサの家だと思い出し、
 私は何かを振り切るように首を振り、
 すごいすごいと盛り上がってるRe Starsのメンバーに後はよろしくと告げてから駆け出した。



 どこに行ったか検討もつかなかったけど、
 働いていた仲居さんに、やたらめったら偉そうな態度をとったやつが
 どっかに行かなかったかと聞いたところ、3人目の人が亜里沙の場所を知っていた。


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