過去ログ - アラサーニートエリちとキャリアウーマン亜里沙
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623:名無しNIPPER[sage]
2018/08/12(日) 15:31:38.49 ID:A0mj3J2n0
 感嘆するかのようなため息を付いたのち、
 一瞬だけ凹んだような表情を見せて絢瀬亜里沙ではあったけれど。
 ひとしきりブツブツと何事かを呟き、
 こちらをにらみつけるような視線を向けたあと

「姉さんは私を怒らせました」

 などという、絢瀬絵里の身を凍らせるような言葉を吐き出す。
 ただ、その台詞は見当違いの方向を見ながらの台詞だったので、
 言葉ほどのインパクトを私は受けなかったけれど。
 これがもし、壮絶に病んだ時の桂言葉みたいな顔をしての台詞だったら、
 私は全力で逃げ出してニートに戻ってると思う。

「ひとまず姉妹間の交流は終えられたようですね?」

 なんていう台詞を言いながら南條さんが部屋に入ってくる。
 そう言えば以前ふとした時に、私って南條さんと声が似てない? なんて会話をしたら
 Re Starsのメンバーから耳が腐ったんですかみたいな顔をされてスルーされた。
 手に瓶ビールを複数持った彼女は、私の後方に視線を向けた。
 笑いを堪えるような表情をしたのが気になったので、その視線を追ってみると
 絢瀬絵里衣装と世にも恐ろしい文章が書かれた箱の中に、
 薄い布のような、傍から見ていると絹一枚といった表現が似合いそうな
 衣装(笑)程度の産物があることに気がついた。


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