過去ログ - アラサーニートエリちとキャリアウーマン亜里沙
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636:名無しNIPPER[sage]
2018/08/12(日) 15:40:07.38 ID:A0mj3J2n0
 亜里沙の次の方どうぞという掛け声とともに一緒に入ってきたのは、
 高校時代から変わらぬ付き合いを続けている小泉花陽と星空凛の二人組。
 身長差こそ10センチほど付けられてしまった二人(花陽の背が急上昇した)だけど、
 仲の良さは端から見ても羨ましく感じるほどだ。
 なぜだか凛の方は、私の体の一部分(毎度のごとくのアレ)を眺めて、
 同業者に語尾に「ワン」とかつける人間が増えてと舌打ちしながら語ってきたのと同じ表情のまま、
 ひたすら不愉快そうな態度を取り続けていて私は震えた。
「あ、そうだ絵里ちゃん、私は希ちゃんのところでお世話になることにしたよ」
 過去に数度も大切な友人同士と語り合っていた二人が、
 アラサーバニーガールの登場によって微妙に空気が濁っている。
 ものすごくこの場にいるのが申し訳ないと言わんばかりの態度のまま、
 小鹿ガール全開の態度で小さく震えている小泉花陽に対し、
 どうすることも出来ない露出した格好している私と言えば、
「その、私は働いたことがないから分からないけど
 仕事場の空気はとても良い雰囲気だったわ
 スタッフの皆さんもとてもいい人ばかりだったし」
 長い間フリーターとして仕事を探し続けていた花陽の意を汲みつつ、
 できるだけ星空凛の方向を見ないようにしながら言葉を告げる。


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