過去ログ - アラサーニートエリちとキャリアウーマン亜里沙
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639:名無しNIPPER[sage]
2018/08/12(日) 15:41:47.82 ID:A0mj3J2n0
 クールかつ的確に脇腹にドリルを突きつけてくるような毒舌。
 そのキレっぷりに私も天井のシミを数えてやり過ごしたい気分ではある。
 自分の言いたいことをすべて言ったと言ってからしばらく。
 凛はちらりと寂しそうにこちらを一瞥し、部屋から出ていってしまう。

「私はね、μ'sの中でもおミソかなっていっつも思ってたの
 実際、スクールアイドルμ'sだったっていう恩恵なんて、ただの一度も受けたことなかったし
 でも、これからμ'sを語ろうかっていう時にね、
 絵里ちゃんが中心になって前に立ってくれるっていうのは、私は賛成だよ」
「限りなく暇そうだったから?」

 私の言葉に花陽は強く首を振る。

「凛ちゃんもね、同じことを言うとは思うんだけど。
 これからの私たちを支えてくれるのは、
 センターになってくれるのは、絵里ちゃんしかいません」

 それはどういう意味でと訪ねようとする前に、
 花陽は凛を追いかけて部屋から出ていってしまった。
 自分の身の丈に合っていない、
 そんな過剰と呼ぶべき信頼に対して、
 私は言い得ぬ不安を感じたまま震えた。


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