過去ログ - アラサーニートエリちとキャリアウーマン亜里沙
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722:名無しNIPPER[sage]
2018/09/02(日) 09:11:23.73 ID:XPSeKn/i0
「雪穂とは……まあ、ラブライブ本戦で会ったのがきっかけで、
 たびたび話をするようになりました。
 東京の大学に進学後はキャンパスから近いこともあって、高頻度で穂むらに……」

 が、雪穂ちゃんが大学に進学せず、
 穂むらの看板娘として姉妹で血なまぐさい(そんなことない)争いをしていたころ、
 とある儲け話が高坂家に舞い込んでくる。
 簡単に言えば、穂乃果のスクールアイドルとしての知名度を片手に事業を拡げ、
 左団扇で生活をしてみませんかみたいな話だった。

 当然、職人気質だった親父さんや、穂乃果のお母さんは難色を示し、
 高坂家全体が乗り気でない中で一つの事件が起きる。
 和菓子作り一本槍だった親父さんが突然病気で倒れたのだ。
 今でこそ元気でバリバリ働いている彼が倒れたショックはまたたく間もなく
 周囲に伝播され、店を休むか畳んでしまうかなんて言う話もあったよう。
 
「当時私は一介の大学生……仮に今のように黒澤家を掌握し、
 すべてを把握していれば、話を持ちかけた人間が
 薄暗い魂胆を抱えていたことなどすぐに見抜けましたのに」

 悔しげに唇を噛むダイヤさんだけど、
 手は先程から意味もなくお尻あたりをなでているのはどうして?
 ――それはともかく。
 一家の大黒柱にして、和菓子作りを担っていた親父さんがいなくなり、
 商品として和菓子を出せるレベルになかった娘二人とお母さん。
 皮肉なことにAqoursのおかげでμ'sの知名度がやたら高かったことも手伝い、
 少しでもお金になればという判断で先の話を受けることに。


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