過去ログ - アラサーニートエリちとキャリアウーマン亜里沙
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779:名無しNIPPER[sage]
2018/10/18(木) 20:15:56.60 ID:6vPWxeOdo
 告げようかどうしようか、躊躇い半分の様子であんじゅが言う。
 ダイヤちゃんもそうだけれど、A-RISEの面々は出来不出来をはっきりというタイプだから、
 理亞さんとルビィちゃんの気合の入り方が違うという点と、
 踊りや歌でこの状況を何とかしようと躍起になっているという点において、
 私と彼女たちの受け取り方が同じというのは認識としては正しそう。
 正直、リハーサルではスクールアイドルの延長線上レベルのパフォーマンスしか
 していない様子だったので、本番で本気を出すからという言葉を 
 あんまり信用はしていなかったんだけれど。
 すごい。
 理亞さんがいつしか朝日ちゃんの歌を普通と称したことがあったけれど、
 たしかにこのレベルでパフォーマンスをされてしまえば、
 一般人よりも優れていても、普通レベルに落ち着いてしまうのかも知れない。

「エリー、プロデューサーからの指示は?」
「姫ちゃんを通してだけれど、今のところトークは全てなし
 ――ただ」
「私たちがあの子たちを変えるパフォーマンスをすれば良いという事ね?」

 1を聞けば10を知る女。
 ただ、その頭脳を発揮するのは追い込まれたときだけ。
 私の判断が正しいとすれば、
 ツバサなりに危機意識は持っているのだと思う。
 
「英玲奈、あんじゅ。
 私と一緒に踊って見せてね? ついてこれなきゃ置いていくから」
「普段から踊り慣れている私にとっては造作もない
 それに、生徒の前に無様なところは見せられないからな」
「そうねえ、たまには本気出さないと。
 アイドルとしてのラストステージが黒歴史で終わっては、
 お母さん情けないものね?」


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