過去ログ - アラサーニートエリちとキャリアウーマン亜里沙
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792:名無しNIPPER[sage]
2018/10/18(木) 20:33:50.39 ID:6vPWxeOdo
「ごめんなさい、この場は任せるわね」
「はい、精一杯努力します」

 もうすでに満身創痍なのに、これ以上どう努力するのか。
 なんて疑問は生じてしまったけれど。
 ブースを抜け出して状況を問いかけてみると、
 なんと絵里がぶっ倒れてしまったらしい。

 ニートから復帰して以降、無理を重ねている彼女に対し気は使っていたつもりだった。
 重く受け止めなければいけない問題がある時は、コメディリリーフも演じてみたし。
 それがお前の役目なんじゃないかというツッコミは受けはするけどスルー。

「亜里沙ちゃんは使い物にならなそうね……」
「仕事を与えましたが、やってくれるかどうか」

 絵里は妹の亜里沙ちゃんのことを、
 変わっただとか、冷徹になったとか言うけれど、
 彼女が目指したのは高校時代の絵里(ポンコツじゃない方)だとは、
 いったいいつになったら気づくんだろうか。
 いや、キリリとしている方が、真面目で融通の効かない完璧超人だったとは、
 今から思い出すと、そうでもないような気がしなくもないんだけれどね。

「にこさんには控室の方々に、あんまり動揺は走らないとは思うんですが」
「あっちには穂乃果もいるし、ただ絵里の場合、絵里シンパがいるからなあ……」

 勢いつけて報告したは良いものの、そこで使い物にならなくなってるダイヤちゃんとか。
 私と同じコメディ枠の住人なんだから、少しはメンタルを鍛えましょう。
 
「ほら、ダイヤちゃん行くよ」
「え、ええ……分かりました……あら? あら? 揉む胸が、胸が、胸がない……」
「きっちりボケは決めてくるけど、本当に憔悴してるの?」

 この人が静岡の方で絶大な権力握ってて、
 最近富士山は静岡のものになりつつあるらしいって話だけれど、
 本当のなのか疑問で仕方ない矢澤にこでした。


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