過去ログ - アラサーニートエリちとキャリアウーマン亜里沙
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800:名無しNIPPER[sage]
2018/10/18(木) 20:41:49.65 ID:6vPWxeOdo
 ここでようやく統堂=統堂英玲奈に思い至り、
 ネトゲのギルドの面々と顔を合わせた後、ツバサとカラオケのオールをして、
 思いの外金銭面での出費が激しく、困ったツバサが呼びつけた面々の中に英玲奈がいた。
 ただ、当時はあんじゅと英玲奈がどっちがどっちだかあんまり分かっていなかったので、

「ジョークジョーク、小粋なジョークよ、ロシアンジョーク」
「そうか、ならば問いかけよう。私は胸の大きい方か、それとも背の高い方か?」
「胸が大きくて背が高い方……」
「その気持ちは嬉しいが残念ながら不正解だ」

 栗原陽向から教えられた絢瀬絵里とは情報の乖離があるな、
 と、クールに否定をされたけれど。
 何をごまかすことも出来ず、苦笑いしながら謝罪した。

「えと、借金を返せという相談ならツバサに」
「用件だけですまないのだが、一番早い休日はいつだろうか?」

 となると、講義がない日でかつオンラインゲームのイベントがない日。
 基本的に、大学には教授の講義を受けるだけの模範的な大学生(遠い目)の私は、
 自主休講(笑)をすれば、いつでも暇人、いつでもオールフリー。

「明日でも構わないわ、暇だし」
「なるほど、暇同士波長が合うな、最寄りの駅はどこだ? そこまで迎えに行く」
「集合場所を決めてくれればそこまで行くわ、この前のお詫びも込めて、あ、それと今のも」
「助かる。小さい子がいるんだ……あ、私はまだ妊娠はしてないぞ?」

 まさかデキ婚? と口に出す前に先んじて忠告される。


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