過去ログ - アラサーニートエリちとキャリアウーマン亜里沙
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836:名無しNIPPER[sage]
2018/10/19(金) 13:12:24.41 ID:ezUhs/+9o
 人づてにオトノキの制服も入手し、これならばバレないだろう。
 正門から堂々と潜入し、入るまでには多少緊張はしたけど、
 誰ひとり気に留める様子がないので多少解せない点も感じたのは事実。
 後日談ではあるけれど、当時高校に遊びに来ていた亜里沙さんにはバレていて、
 一部の生徒も見慣れない人がいるというのは気がついていたらしい。
 そりゃあほとんどの生徒が持ち上がって小学校から一緒なのだから、
 見たことがない生徒がいれば警戒するのが当たり前だ。
 当時生徒会長職にいた絵里が何も問題にしなかったことがおかしいのである。
 心優しい生徒からμ'sが屋上で練習をしていることを聞き出し、
 見学をするふりをして風景を覗き込んでいると、当時から敏かった希さんにバレて
 今度編入する生徒で、たまたま近くに来たので見に来てしまった――
 という私の言い訳を、疑わしいと思う子の方が当然多かったけど。
 絢瀬絵里を中心としたμ'sで発言権があった面々が歓迎してしまったためにお咎めはなかった。
 結果的に絵里の評価が下がったのは私の問題じゃない。
 ただ、ヒナから聞いていた孤高の天才絢瀬絵里というのは間違いだったと、
 認識を改めたのは――まあ、追加するエピソードでもないので省く。


 とにかく見学できる立場にはなれたので、
 熱意を向けて練習に励んでいる彼女たちの様子を眺めた。
 ひたむきさと情熱は指折りで生真面目さも感じた。
 中心で指示をしている海未さんの影響ももちろんあるんだろうけれど、
 何事にも真剣にやるというスタンスは、UTXの一部の学生にも見習ってもらいたいな。
 なんて感じたのを記憶している。


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