過去ログ - アラサーニートエリちとキャリアウーマン亜里沙
1- 20
960:名無しNIPPER[saga]
2018/11/19(月) 19:44:17.62 ID:0yATqnax0
 入れ代わり立ち代わり、さまざまな人達がお見舞いに来た。
 あまり関わりのなかった人から、μ'sで一緒に過ごして
 ここ最近までお酒を飲んだりなんだりしていた仲のいい友人まで。
 そろそろお酒が飲みたいとツバサに言ったら、実はちゃっかり持ってきていると
 とある日本酒を差し出され、ハラショーと盛り上がり酌み交わしていたら、
 あっけなく酒盛りをしていることがバレてしまい、
 私ばかりが心が折れそうになるくらい怒鳴りつけられた。
 特に私が目を覚ますまでお酒を飲んでなかった面々の怒りは凄まじく、
 仕事を紹介するという真姫に、今すぐに修行に行かせるという海未、
 海外に売り飛ばしましょうという亜里沙に、小指を落とそうというダイヤちゃん。
 その面々に加わってツバサにも、気をつけなさいよと忠告してきたけど――
 あいつが何のお咎めもなく平然としているのはなんかおかしいんじゃないかとエリチカ疑問。
 ともあれツバサには少々問いかけたい点もあるし、
 二人きりにすると何をするかわからないというお医者様の進言も手伝い、
 歩哨として和木さんに立って貰っているけど、彼女の口は固い……というか、
 多分私の過去になどまったくもって興味が無いので、会話に参加することもない。
 たぶん、この場で殺し合いが始まろうとも平然とお茶でも飲んでる、あの人はそういう人だ。

「なに? 訊きたい話って? 人払いまでして真剣な話?」
「ちょっとね、昔のことを思い出してさ」

 首をかしげるツバサは、当然とは言え過去とはまったく違う。
 成熟した女性というよりはスタイル的に限りなく少年寄りではあるけれど、
 かといって、男性に見間違えようはずもない。
 髪の毛は伸ばさないの? なんて問いかけてみたら、
 弟みたいな美少女になるんだったら考えると、苦笑しながら教えてくれたけど。
 弟みたいな美少女というのがどんな存在であるのか気になって仕方がない。
 それはともかくまずはお礼。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
984Res/926.27 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice