過去ログ - アラサーニートエリちとキャリアウーマン亜里沙
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971:名無しNIPPER[saga]
2018/11/20(火) 20:12:39.87 ID:vEq2T7+r0
 最近微妙に頭痛の種だった慢性的な肩こりというものが、
 スタンガンの効果によって解消されたので、それをツバサに話してみたら。
 普通の人間は高圧電流を押しつけられたら死ぬからと真顔で言われました。
 長いこといた気もする西木野総合病院から退院する日、
 空は晴れ渡っていて、まるで二人のカップルの輝かしい未来の行方を見守るように、
 気温も心地よく、空気も澄み渡り、まるで気分は秋のあなたの空遠く。
 ええ、別に園田海未が「長年連れ添った妻を寝取られた気分」
 「女心と秋の空とはよく言ったものですね、ハハッ!」とすっかりやさぐれてしまったのは関係ない。
 先ほどカップルと呼称してしまったけど、ほんとうに付き合い始めたわけではなく、
 ただ、高確率でツバサは亜里沙に押し切られるであろうことが如実に想像できるから。
 彼女は手始めに外堀から埋め始め、綺羅家のご両親にツバサさんをプロデュースしてました
 絢瀬亜里沙ですと自己紹介した。
 過去のハニワプロでは亜里沙はツバサをプロデュースする暇なんぞなく、
 彼女のサポートがなくてもツバサはトップアイドルとしても君臨できる実力があったので、
 すぐバレる嘘ではあったのだけど、綺羅パパにはえらく気に入られた。
 目的のためには手段を選ばない部分が高評価につながった様子、勘弁して欲しい。
 そして何故そんなエピソードを知っているかと言うと、
 絢瀬姉妹は揃って綺羅家のお屋敷に登壇することになったから、勘弁して欲しい。
 病み上がりで、持病の癪、悪寒がすると仮病を使って回避しようとしたものの、
 私の分まで亜里沙のことをお願いしますとの海未のテロも決行され、
 結局有無も言わさずに連れてこられた、
 亜里沙はお姉ちゃんのことを世界一尊敬しています、ハラショーですと褒め称えてくれるのだけれど、
 どう考えても扱いは以前と変わってない、私の人権は水に浮かんでないアメンボレベル。

「……どうしよう、次々と外堀が埋まっていく」
「ええ、妹が綺羅亜里沙になってしまったら、私はどうしたら良いのか……」
「あんじゅも、英玲奈も……理亞ちゃんも聖良ちゃんもみんながみんな歓迎するのよ
 良かったじゃないか、安心しました、赤ちゃんの名前はどうするんですか――
 どうするって、赤ちゃんができたらどうするのよ! イミワカンナイ!!!」


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