過去ログ - アラサーニートエリちとキャリアウーマン亜里沙
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973:名無しNIPPER[saga]
2018/11/20(火) 20:13:41.88 ID:vEq2T7+r0
エヴァちゃんと朱音ちゃんのモチベーションは高く、
 朝日ちゃんや善子ちゃんの二人も追随するように実力は向上していき、
 今はサポートをしてあげるとツバサの協力もあって、
 テレビ番組とかネットでは総スルーされている私たちだけど、
 知る人ぞ知ると言った感じで評価は次々と向上していった。
 歌って踊るばかりの仕事ではないけれど、私たちは何でもやった。
 チケットもぎりとか、会場受付、アイドルライブの前座、会場設営――
 投げ出すかと思ってた高校生組も、未来の為に頑張ると言って決してへこたれなかった。
 レッスンだけでなく肉体労働、おおよそアイドルの仕事とは思えないモノも次々とこなし、
 お給金が雀の涙とは言っても、それが目的ではないとみんなで笑いあっていた。

 
 問題があると言えば決着を付けると私も息巻き、ツバサもその気であった両親とのイベントが
 ロシアのプーチンに送り届けたという亜里沙の一言で終わってしまったこと。
 本当に大統領へ送られたとは誰一人思ってないけど、ぷっつり話題にも出なくなり、
 過去を吹っ切れたように思えた亜里沙も、そして私自身も、
 藪を突いて蛇を出すこともあるまいし、何より仕事が忙しいから暇はなく。
 ハニワプロやUTXで不穏な動きがあるというニコや希や英玲奈の警告ですら、
 いや、そんな事はいいから仕事しましょう仕事、という南條さんの掛け声もあり、
 すっかり頭から抜け落ちてしまっていたここ最近。
 
「お姉ちゃんとツバサさんが? えー、私は置いてけぼりですか?」
「秘密の会議がしたいの、二人の将来についてのね?」
「もう! もう! そういうことは秘密にしていなければダメです!」


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