過去ログ - 照「京ちゃんなんて知らない」京太郎「」
↓
1-
覧
板
20
849
:
◆oiHx77pVqQ
[saga]
2019/04/16(火) 01:46:18.52 ID:xSvm78ct0
衣「…面前でまみえて手合った衣だからこそ明々白々と諒解できたのだ…咲は、心の深淵からの情動に突き動かされて、麻雀に心底から向き合っていた。衣にはできなかったことだ」
衣「…京太郎、共に卓を囲んだことを覚えているか?」
京太郎「ああ、俺がぶっ倒れたときですね」
衣「そうだ。…京太郎は衣を責めもせず笑っていたな。それが衣には合点できぬことだった。…恥ずべき事であるからにして逡巡したが、ちゃんと己の口で言おうと思っていたのだ、京太郎。衣は己の力を信じるあまり、卓の上では冷酷な獣のようであった。…鼠の子を咥えて遊ぶ獅子のようなものだ」
衣「…京太郎は対等な打ち手として座してくれてたのだと、漸く気づけたのだ。咲がそうであったように」
京太郎「…俺は、そんな」
衣「実力どうこうの話ではない、姿勢の問題だ。勿論卓の外では気にかけてくれるともがらもおり、京太郎もハギヨシの客人として我らと良い関係を持っていた。だがな、卓での刹那は衣にとって最上の歓喜であり、且つそこで孤独を深めていたのもまた事実なのだ」
<<前のレス[*]
|
次のレス[#]>>
1002Res/411.87 KB
↑[8]
前[4]
次[6]
板[3]
1-[1]
l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。
過去ログ - 照「京ちゃんなんて知らない」京太郎「」 -SS速報VIP http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/kako/1518960963/
VIPサービス増築中!
携帯うpろだ
|
隙間うpろだ
Powered By
VIPservice