過去ログ - 【安価・コンマ】野球やろうぜ【1回】
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◆QpqUKnY3LC3z
[saga]
2018/03/04(日) 17:47:22.39 ID:aiyQkXRt0
破格の投手と、バッテリーを組んでいた――。
2学年上の先輩で、誰より練習をして、誰より高い目標を持って、毎日、ボールを投げ続けていた。
その先輩の輝きに照らされて夢を見た。
全国制覇という、その夢の響きはチームの誰もを酔わせた。
力投を続け、夢の舞台まであと一歩まで辿り着いた。
けれどその時にはもう、気づくのが遅れてしまっていた。
連投の疲れだと思い込んで。
ただ少し調子が下がっただけと思い込んで。
先輩の肩と、夢は潰えた。
誰より輝いていた先輩のその後は、知らない。
バッテリーとして自分が気がつくべきだったのに、ただ勝つことだけを見据えたばかりに。
僅か15歳にして夢を潰えさせた先輩に申し訳がなくて、向き合うのが怖くて、逃げてしまった。
俺の、唯一の、汚点――。
バシンッ
阿部「久遠くん、ナイスボール」
久遠「ああ」
阿部「でもそれくらいにしておこうか、今日は」
久遠「まだ足りないくらいだぞ」
阿部「試合で昨日投げたんだからいいでしょ。次は松坂くん、受けてあげる」
松坂「よろしく…お願いします」
阿部「久遠くんはボール触る練習はもうおしまいね」
久遠「投げ足りない…」
阿部「言うこと聞かなきゃもう捕ってあげないから」
久遠「…松坂……俺の分まで、投げてくれ…」
松坂「負けてる試合で降板するんじゃないんだから、そんな言い方しなくても…」
久遠「その分、打ってくる」キリッ
阿部「いいね、その切り替え」
松坂(天然だよね、久遠くんも大概…)
下1 練習や!
1 球速アップしたい!
2 制球アップしたい!
3 変化球磨きたい!
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