過去ログ - 【安価・コンマ】野球やろうぜ【1回】
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464: ◆QpqUKnY3LC3z[saga]
2018/03/06(火) 21:30:10.35 ID:Ao9ES/A50

松坂「バット、削ろう? 丸みを帯びてる部分、直角にしよう? 手伝うよ」

佐野「ま、松坂…」

松坂「自分のせいだし…佐野くんだけが、苦しむなんて……心苦しいというか…」

佐野「……っ、だが、ダメじゃ…」

松坂「何で…?」

佐野「そういう改造は、規定にきっと引っかかる…!」

松坂「そんなっ…!? じゃ、じゃあどうすれば………っ…!」

松坂(佐野くん、つらそうだ…)


松坂「そうだ…。だ、だったら佐野くん…」

佐野「今度は何じゃっ?」

松坂「………もう、とことん、かわいいものを解禁したら、いいんじゃない?」

佐野「……何、じゃと…? 今日の試合、お前も見たじゃろうが! あんな風になってしもうたら、ワシゃ――!」

松坂「だけどっ、普通に考えて野良猫とかのかわいさに心奪われてあんなに打てなくなるなんておかしいよ!!」

佐野「!!!!??」


松坂「何か…原因があるんじゃないかな…? それさえ分かれば、我慢する必要なんてないんだよ、きっと…!」

佐野「げ、原因…。考えたこともなかったが…原因じゃと…?」

松坂「お、思い当たることは…?」

佐野「………………………………………最初に、バットが鈍ると感じたのは…」

松坂「うん…」

佐野「子猫の写真集を買うて…朝までずぅっと眺めて…」

松坂「え…?」

佐野「そん次は………ペットショップで見かけた、子犬のめんこい顔が頭から離れんで…試合中に飛び交うボール見とったら、そのわんこと遊ぶ妄想に耽ってしもうて…」

松坂「…」ヒクヒク

佐野「決定的じゃったのは――」

松坂「それ、欲求不満すぎるだけじゃ…ないの…?」

佐野「………は?」


松坂「きょ、今日の試合は…?」

佐野「………………………………………………………………………あの、野良どもに、名前つけるとしたら、何がええかって…この何日も、夢現に考えてしもうて…」

松坂「」

佐野「何じゃ、松坂ぁっ!?」

松坂「……………そういう、妄想とか、しないように、触れ合ったら…いいんじゃないかな…?」

佐野「アホか、そんなことしても意味あるかい!」

松坂「た、試しに! 試しに、解禁してみて…それでダメだったら…ケツバットでも何でも受けるから……!!」


 ―― 翌日の練習試合後

佐野「松坂…お前は親友じゃ」←4打数3安打4打点

松坂「…あ、はい…どうもありがとうございます…」←6回4失点3奪三振



 下1 佐野イベクリアボーナスをチョイスプリーズ!!

 1 特能・ハングリーバッター
 2 打撃能力大上昇
 3 佐野能力大上昇



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