過去ログ - 【忍殺】【クレセント・イン・マッポーライフ】 part3
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253:うーぱーGM ◆dxxIOVQOvU[sage エッケザックス ケンジはフジキドじゃない方]
2018/03/09(金) 15:54:18.01 ID:B1w1vuqY0


フウラム「ハサマ…スゴイ…踊りだな…」


「キミは…踊らないのかい?」


フウラムに話しかけたのは黒髪ショートに碧い瞳の男。不思議な魅力を持つ、謎めいた「ミカンのお兄さん」。


「ヒイラギ・シグレ」だ。


彼は生れてからこの町を色々見て回るうちに、いつの間にかここの常連になっていた。


フウラム「ちょっと…緊張して…ちゃんと…踊れるかな…ハサマみたいに…うまく…」


シグレ「なるほど君は『うまく踊りたい』だね。そこの綺麗なお嬢さんみたいに。キミみたいに言うと『僕はうまく踊れない』。」


シグレはマダマダ踊りが下手だ。『基礎知識』こそあるのだが、それだけだったからだ。どうしても硬さが残るダンスになってしまうようだ。


シグレ「だから僕はマダマダ『勉強中』なんだよ。いつかはうまく、踊ってみたいからね。」


フウラム「なるほど…頑張って…欲しいな…」


シグレ「だから…キミの踊りを見たいな。ウマい下手じゃない、たくさんの人の踊りを見たいんだ。」


フウラム「分かった…フウラム…行くぞ…」


フウラムは踊った。ややぎこちない踊りだった。体格が大きく力も強い彼は、周りを壊すのが怖いから。


しかし、頑張って踊り切った。


シグレ「オツカレサマ。キミの踊り…見せてもらったよ。」


フウラム「アリガトウ…オマエ…名は?」


「僕は…シグレ。」


そこにハサマがやってきた。









そしてオチた。


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