過去ログ - 【忍殺】【クレセント・イン・マッポーライフ】 part3
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うーぱーGM
◆dxxIOVQOvU
[sage エッケザックス ケンジはフジキドじゃない方]
2018/03/09(金) 15:54:18.01 ID:B1w1vuqY0
フウラム「ハサマ…スゴイ…踊りだな…」
「キミは…踊らないのかい?」
フウラムに話しかけたのは黒髪ショートに碧い瞳の男。不思議な魅力を持つ、謎めいた「ミカンのお兄さん」。
「ヒイラギ・シグレ」だ。
彼は生れてからこの町を色々見て回るうちに、いつの間にかここの常連になっていた。
フウラム「ちょっと…緊張して…ちゃんと…踊れるかな…ハサマみたいに…うまく…」
シグレ「なるほど君は『うまく踊りたい』だね。そこの綺麗なお嬢さんみたいに。キミみたいに言うと『僕はうまく踊れない』。」
シグレはマダマダ踊りが下手だ。『基礎知識』こそあるのだが、それだけだったからだ。どうしても硬さが残るダンスになってしまうようだ。
シグレ「だから僕はマダマダ『勉強中』なんだよ。いつかはうまく、踊ってみたいからね。」
フウラム「なるほど…頑張って…欲しいな…」
シグレ「だから…キミの踊りを見たいな。ウマい下手じゃない、たくさんの人の踊りを見たいんだ。」
フウラム「分かった…フウラム…行くぞ…」
フウラムは踊った。ややぎこちない踊りだった。体格が大きく力も強い彼は、周りを壊すのが怖いから。
しかし、頑張って踊り切った。
シグレ「オツカレサマ。キミの踊り…見せてもらったよ。」
フウラム「アリガトウ…オマエ…名は?」
「僕は…シグレ。」
そこにハサマがやってきた。
そしてオチた。
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