過去ログ - ジェリド「安価とコンマでこの手にすべてを掴む!」Part2
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975:名無しNIPPER[saga]
2018/07/08(日) 16:49:13.29 ID:6e0kmWY80
グラナダ

クワトロ「ウォンさん、それにメラニー・ヒュー・カーバイン氏まで…勢ぞろいというわけか」

ウォン「そういうことだ。エゥーゴの存亡にかかわるからな!」

ヘンケン「いつティターンズが仕掛けてくるかもわからんしな」

メラニー「我々と敵の戦力差はどうなっている?」

ブライト「全戦力で考えると、我々とティターンズとでは到底太刀打ちできない戦力差がありますが、正面戦力に限れば別です」

ヘンケン「つまりはサイド2のティターンズ艦隊か?」

ブライト「そうです。もっとも、増強されている可能性もありますが…」

クワトロ「前回の会議の時点ではアクシズの戦力を加えても五分かそれ以下という話だったが…」

ウォン「だが、クワトロ大尉の演説で状況は変わった。サイド2の艦隊の一部は、すでに我々と合流している」

ブライト「そうです。そのおかげで、エゥーゴ単体でも正面戦力は確保できました」

ハマーン「では、アクシズは?」

ヘンケン「それについてだが…アクシズは正面戦力に加えるべきではないと思う」

ウォン「なぜだ?」

ヘンケン「演説では同盟のことは隠してあった。連邦軍にまだ知られるわけにはいかん」

ハマーン「ということは、アクシズは別動隊というわけか」

ブライト「そのように考えています。アクシズとアーガマは、側面からサイド2側に回り込み、ティターンズ艦隊を挟撃。壊滅せしめます」

メラニー「となると、エゥーゴの全戦力を出すことになるが…」

ウォン「そうだ。留守にしているうちにグラナダを落とされたら話にならんぞ!」

ブライト「その点についても、この場合は攻撃が最大の防御となりえます」

ウォン「説明してみろ!」

ブライト「はい。まず、月は我々エゥーゴの支配下にあります。ということは、こちらから敵が来ることはない」

ブライト「そうした場合、月に一番近いのがこのサイド2です。サイド2をたたくことは、それすなわちグラナダの防衛になる」

ウォン「万が一ということもある」

メラニー「それについては私も同意見だ。保険は欲しい」

ブライト「…ならば、一部艦隊をグラナダ周辺に展開させましょう。それでよろしいですか?」

ウォン「うむ。保険は大事だからな」

クワトロ「サイド2さえ奪還すれば、当面の間グラナダは危機を脱する。何としても取り返さなければ…」

ウォン「そうとなればすぐにでも始めんか!戦いは早さが命だぞ!」

ブライト「そうですが…」

エゥーゴ兵「大変です!」

ヘンケン「会議中だ!」

エゥーゴ兵「ティターンズがグラナダに総攻撃をかけると…!」

ヘンケン「なんだと!?」

ブライト「なぜわかる!?」

エゥーゴ兵「ティターンズ側からのリークです!」

ブライト「信用できるのか…?」

クワトロ「いや、攻撃のタイミングを敵に教えることに、欺瞞効果があるとは思えないな」

ハマーン「演説の効果というわけかい」

クワトロ「もしそうだとすれば、これはチャンスだ…!」

ブライト「…そうだな。すぐに全艦隊に連絡を!エゥーゴの存亡はこの一戦にかかっている!」

エゥーゴ兵「はっ!」




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