過去ログ - 【艦これ】艦娘「ショタ提督に好かれたい」五月雨「その31です!」【安価】
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◆8XyqeMzH7M
[saga]
2018/06/12(火) 01:09:32.41 ID:MzMMaJSh0
妖精「……そういえば」
ショタ提督「どうしたの?」
妖精「さっき、武蔵さん達が一部屋に集まって何か話してたっけ……」
ショタ提督「何か……?」
妖精「うん。念の為、立ち聞きしようと思ったんだけど、他の皆の目があるから……」
ショタ提督「……ううん、いつもありがとう。皆の様子を知らせてくれて」
妖精「……私達には、こんなことしか出来ないからね」
ショタ提督(……話、か。皆の状況を考えれば……多分、良い話では無い……よね)
バターンッ!
ショタ提督「……!?」クルッ
妖精「……え?」クルッ
加賀「………」スタスタ
……相変わらず、あいつの尻尾を掴めない。
妖精の皆と話している時も……表面上は、特に問題行動を取っているわけでもない。
あいつは……今までの奴ら以上に、本性を隠すのが上手いようだ。
加賀(……それに加えて、憲兵まで……)
そう。あいつが駐屯地に連絡して以来、定期的に憲兵が視察に来ている。
こうなると、私達の行動にも制限がかかる。迂闊なことをすると、最悪……解体されかねない。
もっとも、本来ならあいつ自身も下手な真似をするとただでは済まないはず……だけど……
加賀(……隙を見せないのなら、むしろ憲兵がいた方が好都合……か)
あいつが裏で行動することに長けていれば、事実上私達の行動だけが監視されている状態になる。
言ってしまえば……憲兵の監視を免れつつ、私達の暴動を抑制し……
“提督”だけが、好きに行動出来ることになってしまう。
加賀(……そんなこと、させない……させてたまるもの、ですか……!)ギリッ
あいつは今、私達だけでなく……妖精達にも接触している。
万が一、妖精にまで手を出そうものなら……私達よりも弱く、抵抗する力を持たない仲間に刃を向けるというなら……
最悪、解体覚悟で……私達の手で、あいつを殺――
「――!」
「――!?」
加賀「……?」
加賀(騒ぎ声が……執務室?まさか、ついに犠牲者が……!?)
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