過去ログ - 【艦これ】艦娘「ショタ提督に好かれたい」五月雨「その31です!」【安価】
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750: ◆8XyqeMzH7M[saga]
2018/07/30(月) 00:30:11.83 ID:7JNk/qM30
提督が“提督”を目指した理由は、彼の父親にある。

何故なら、その父親もまた……かつては“提督”として、この鎮守府で活動していたから。

けれど、そいつの態度は……酷いものだった。史上最低のブラック提督だった。

でも、話はそれだけで終わるわけじゃない。彼がどうしてこうなったか、そして……

提督がどうしてこの地にやって来たのかは、この子の話通り……もっと遡らないといけない。


――43周目父・実家

祖父「いいか?お前はワシと同じ提督になるんだ!」

父「………」

祖父「ワシの息子なら、誇り高き軍人にならなければならない!」

父「………」

祖父「お前が軟弱者だとしたら……ワシの今までの経歴に、泥を塗ることになる」

父「………」

祖父「お前も知っているだろう。ワシは既に引退した身だが……軍人として、人生の大半を海軍に捧げて来た!」

祖父「だからこそ、ワシの血を継ぐお前にも……同じ道を歩んでもらわねばならん」

父「……嫌だ、と言ったら?」

祖父「今すぐ喝を入れてやる。そんな情けない息子に育てた覚えはないからな」ギロリ

父「……チッ」

祖母「貴方。無理強いは良くありません」

祖父「お前は黙っていろ!何があっても、こいつは提督として……」

父「………」

父(糞が!どうして将来の道まで決められなきゃなんねえんだよ……畜生……っ!)ギリッ


提督の祖父は……所謂、社会的地位が高い故に頭の固い人だった。

だから、自分と同じ道に歩ませて……提督の父親に、自分の職業を……間接的とはいえ……継がせたがった。

けれど、彼のやり方は間違っていた。上から押さえつけるように言い聞かせ……

そのせいで、提督の父親は……性格が歪みきってしまった。人としての優しさを、ほとんど無くしてしまっていた。


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