過去ログ - タイトルを書くと誰かがストーリーを書いてくれるスレ part6
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◆VAhVykmeimvo
[sage]
2018/05/27(日) 01:22:28.50 ID:hLddjvQSO
>>336
タイトル「はやくキスして」
「ねぇ、はやくキスして」
僕の彼女は、久し振りに僕の家に来たと思ったら、いきなりキスを要求してきた。
「はやく、キス!」
まったく、キスぐらいで騒がないでもらいたい。
こんなのでよければ、毎日だって……いや、さすがに毎日はきついか。僕が持たない。それよりも……
「……準備できてるの?」
「当たり前でしょ?」
色々と忙しい僕とは対照的に、彼女は準備を終えて暇そうに僕を待っていた。
「あと少しだから、待って……」
「もう、はやくしてよ!」
彼女が急かしてくる。なので僕は、彼女をちょっとだけからかってみた。
「ねぇ、“ナマ”でも良いの?」
「良いわけないでしょ!? ……待っててあげるから、ちゃんとしてよね」
急かす割にはちゃんと待っていてくれる。
僕はそんな彼女が大好きだった。
彼女の期待に応えたい。
彼女の笑顔が見たい。
彼女を喜ばせたい。
だから、僕は彼女の元へと急いだ。
「お待たせ」
「待ってたよ!」
僕がやってくると、彼女はエサをおあずけされていた犬のような状態だった。
彼女を待たせたのは僕の責任だ。
お詫びに、彼女にはせめて最高のおもてなしをしてあげよう。
僕は、彼女が望むキスを提供した。
「はい。キスの天ぷら」
「やったぁ! いただきます!」
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