過去ログ - タイトルを書くと誰かがストーリーを書いてくれるスレ part6
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598:名無しNIPPER[sage]
2018/10/27(土) 10:07:39.78 ID:wvfH8W1K0
>>597
執筆乙です
こういうの好き


599:名無しNIPPER[saga]
2018/10/27(土) 18:12:35.19 ID:bWdoMLTd0
タイトル「魔法少女マドカ☆まぎか」


600:名無しNIPPER[saga]
2018/10/27(土) 18:15:52.10 ID:bWdoMLTd0
タイトル「平成31年12月1日」


601:名無しNIPPER[saga]
2018/10/27(土) 21:22:55.85 ID:bWdoMLTd0
タイトル「上町ロケット」


602:名無しNIPPER[sage]
2018/10/29(月) 01:46:41.59 ID:fAfmAs49O
>>589
タイトル「手鍋でココアは初恋の味」


女「今日は冷えるからココア淹れるよ!」
以下略



603:名無しNIPPER
2018/10/29(月) 18:01:29.45 ID:LWp8fvCzO
タイトル「齋藤さん」


604:名無しNIPPER
2018/10/29(月) 22:32:46.30 ID:BAseA7O+O
モブが世界を救う


605: ◆CuduHy8Vo5U0[sage]
2018/10/30(火) 16:45:52.31 ID:DVEoAEI6O
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606: ◆CuduHy8Vo5U0[sage]
2018/10/30(火) 16:53:55.00 ID:DVEoAEI6O
「生き物はみんな、死んだ後お星様になるんだよ」
宗教やオカルトの類を一切信じない祖母が、唯一信じた非現実的な話だった。
私が物心ついた頃から、祖母は星の綺麗な夜には決まって外に出て星を見ていた。その眼差しは何かを慈しむようで、私はそんな祖母を不思議に思っていた。
ある日、私は祖母に尋ねた。どうしていつも星を見ているのか、と。
「ばあちゃんはね、星がよく見える日には、最近あったことをご先祖様に話してるんだよ」
以下略



607: ◆CuduHy8Vo5U0[sage]
2018/10/30(火) 16:55:51.87 ID:DVEoAEI6O
更に時は流れ、私は中学生になり、高校生になり、大学を卒業し、社会人になった。流石にもう、星の話を完全に信じられるほど純粋ではなくなってしまった。それでも、時間があればこうして星を見ているのは、何処かでほんの僅かでも、まだ信じているからだろう。
夜、誰もいない公園のベンチに座り、自販機で買ったココアに、ふうふう言いながら口をつける。唇にじんわりと甘さが広がり、思わず口角が上がる。ほう、と息を吐き出すと、いつもより白い息が出た。顔を上げる。見渡す限り、一面の星空。大きな星が強く光る横で、それに寄り添うように数個の小さな星が見える。シリウス、ペテルギウス、プロキオンで構成される三角形は、冬の大三角だ。
一通り星を堪能し、大きく伸びをする。もしかしたら、おばあちゃんが見ているかもしれない。そんなことを考える。
こんな、星が降りそうな夜には。

以下略



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