過去ログ - オール安価でまどか☆マギカ 23
1- 20
442: ◆xjSC8AOvWI[saga]
2018/05/03(木) 00:47:54.54 ID:+X8F8TFJ0

 ……言いながら、キリカは少し首をかしげる。


キリカ「……そうしたら自然とみんなも話してくれるようになって、いつも話す人ができてたの」

キリカ「でも、前はそうじゃなかったのかな。きりのんの気持ちもわからないわけじゃないよ?」

キリカ「今の私は勇気なんて出してない。――――多分私だって、勇気なんて持ってないよ」


 『前』というのがいつのことかはわからない。

 でも、僕に出来ない事をキリカは当たり前に出来ているのに。……僕が考えすぎなだけなのか?


 キリカは必死にアドバイスしてくれようとしている。それは嬉しかった。


キリカ「――じゃあ、まずはその時思ったことを口に出すようにしてみたら?」

桐野「ええ、でもそういうの苦手だよ」

キリカ「きりのんはせっかく色々持ってるんだから。みんなだってお菓子も喜んでたし」

桐野「お菓子か……今度持ってくなら、そろそろキリカの友達にもおすそ分けしないといけないかな?」

桐野「和菓子ってやっぱりスイーツ風にアレンジした方が女の子も敬遠しなさそう?」

キリカ「和スイーツは好きだけど、甘いものいやがる女の子なんていないよー」

桐野「そ、そうかなー……?」


 それは単にキリカなら甘党だからってだけな気もした。

 だって、僕の作る和菓子には女の子に受けるようなオシャレさとかはないから。



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
1002Res/453.88 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice