過去ログ - オール安価でまどか☆マギカ 23
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897: ◆xjSC8AOvWI[saga]
2018/05/26(土) 23:38:42.06 ID:6OzN0dYc0

あすみ「わざわざ来てくれるとは褒めてつかわそう。猫ー、あんた良いお嫁さんになるよー。なんなら私の嫁になる?」

キリカ「……やっぱこなければよかったかな」

あすみ「冗談。で、どんなのを考えててきたの?」

キリカ「みりんを代用するなら料理酒と砂糖かなって。でも重要なのは分量だね。その辺は調整して好みの味を見つけないと」

あすみ「ああ、アンタに合わせたら甘くなりそうだわ」


 思い出そうとしたってもう薄れつつある、記憶の中の味。

 冗談みたいな言葉ばっかり言いつつ、それを一緒に探してくれるのは素直に嬉しかった。


 でも、今から同じものが作れるのかな。


キリカ「まずキッチン見させてよ。酒はあるの?」

あすみ「こんなのならあったよ」


 ……棚に仕舞い込んであった酒瓶を見せた。ラベルにはなにか立派な漢字の文字が書いてある。


 ロクに料理しない家に料理酒なんてあるわけがないのだ。

 買ったっていいかもしれないけど、ただでさえ今は買い出すのに時間がかかる。


キリカ「お酒!? ……親のじゃないの?」

あすみ「こんなのあったって飲まないし、消費できるなら丁度いいや」

キリカ「お酒ねぇ……大丈夫かなあ」


 キリカはうーんと考え込む。……無茶を振ったけれど、ちゃんと考えてはくれるようだ。

 そんな様子を見ていると何かおかしくてくすっと笑った。



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