過去ログ - 傘を忘れた金曜日には -SS速報VIP

過去ログ - 傘を忘れた金曜日には

↓ 1- 覧 板 20

200:名無しNIPPER[saga]
2018/05/03(木) 22:04:57.20 ID:gC/hcS3Oo

　思わず声をあげそうになったのを、あわてて口を塞いでこらえる。

「びっくりさせんな」

201:名無しNIPPER[saga]
2018/05/03(木) 22:05:41.16 ID:gC/hcS3Oo

「……」

　さくらは不思議そうな顔で俺をうかがった。
　まあ、こいつからしたら、自分が見えているのかも、と訝りたくもなるのかもしれない。

202: ◆1t9LRTPWKRYF[saga]
2018/05/03(木) 22:06:26.10 ID:gC/hcS3Oo
つづく

203:名無しNIPPER[sage]
2018/05/04(金) 05:41:47.42 ID:4+5gqSFf0
おつです

204:名無しNIPPER[sage]
2018/05/04(金) 22:47:34.69 ID:/D8USdXvO
いいねえ。

205:名無しNIPPER[saga]
2018/05/12(土) 01:50:08.55 ID:yL8QxmdAo

◇

「それではわたしはこれで」と、さくらはささっといなくなった。

206:名無しNIPPER[saga]
2018/05/12(土) 01:50:57.79 ID:yL8QxmdAo

「副部長さ、ゆずちゃんにちょっと冷たくない？　彼女なんでしょ？」

「そういうつもりは、ないけど」

207:名無しNIPPER[saga]
2018/05/12(土) 01:51:36.38 ID:yL8QxmdAo

　それで、俺と瀬尾はとりあえず部室に急いだ。
　
　真中と市川がふたりでいる場面を想像しようとしたけれど、上手くいかない。

208:名無しNIPPER[saga]
2018/05/12(土) 01:52:18.07 ID:yL8QxmdAo

「……仲良さそうじゃないか」

　瀬尾の方を見ると、彼女は不思議そうな顔をしていた。
　どこらへんを見て、真中が不安がってるなんて思ったんだろう。

209:名無しNIPPER[saga]
2018/05/12(土) 01:52:50.40 ID:yL8QxmdAo

「部誌、つくるって聞いたんだ。えっと、三枝くんから。だから来たの」

「参加してくれるの？」

210:名無しNIPPER[saga]
2018/05/12(土) 01:53:27.96 ID:yL8QxmdAo

「大野……？」

　と反応したのは市川だった。

1002Res/753.44 KB

このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。