過去ログ - 傘を忘れた金曜日には -SS速報VIP

過去ログ - 傘を忘れた金曜日には

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549:名無しNIPPER[sage]
2018/08/25(土) 00:29:19.60 ID:Xvdz99WH0
おつです

550:名無しNIPPER[saga]
2018/08/27(月) 00:07:42.85 ID:vqWIrf3Zo

◇

　瀬尾の家にいたのは、せいぜい三十分くらいと言ったところだった。
　

以下略

551:名無しNIPPER[saga]
2018/08/27(月) 00:08:11.75 ID:vqWIrf3Zo

「……とりあえず、瀬尾の居所のヒントはなかったな」

　話の内容にはあえて触れず、俺はそう呟いた。

以下略

552:名無しNIPPER[saga]
2018/08/27(月) 00:09:26.88 ID:vqWIrf3Zo

「……わたし、今日は、帰りますね」

　ちせが、少し無理のある笑い方で、そう言った。

以下略

553:名無しNIPPER[saga]
2018/08/27(月) 00:09:55.67 ID:vqWIrf3Zo

　それで、駅前の近くで休めるところを探したら、真中が急に「そういえば行ってみたい店があった」と言い出した。
　
　携帯で位置を調べて向かうと、店の扉には「CLOSED」の札がしてあった。

以下略

554:名無しNIPPER[saga]
2018/08/27(月) 00:10:23.55 ID:vqWIrf3Zo

「雨、降ってきたな」
　
　店の窓ガラスの向こうで、雨音が強くなりはじめた。

以下略

555:名無しNIPPER[saga]
2018/08/27(月) 00:10:57.29 ID:vqWIrf3Zo

　瀬尾がいなくなった日から、さくらは姿を見せなくなった。
　そして再び会ったとき、あいつの様子がおかしかった。

以下略

556:名無しNIPPER[saga]
2018/08/27(月) 00:12:11.54 ID:vqWIrf3Zo

「せんぱい、あのね。ずっと考えてたんだけど……」

「ん」

以下略

557:名無しNIPPER[saga]
2018/08/27(月) 00:12:38.44 ID:vqWIrf3Zo

「電話？」

「ああ。ごめん」

以下略

558:名無しNIPPER[saga]
2018/08/27(月) 00:13:07.14 ID:vqWIrf3Zo

「あ、そうですよね。えっと、怜ちゃんが」

「れい？」

以下略

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