過去ログ - 【シンフォギア】少女「転生したから安価とコンマで月を破壊する」 女神「姫」
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637: ◆BT63SEH4KsDo[saga]
2018/08/31(金) 02:55:01.85 ID:clTAqhr90
嘆けば爆発しなくなってくれるのなら私はもっともっと文句を言い続けていたでしょうが、そんなはずもありません
なのでこれ以上文句を垂れ流すのは時間の無駄...

翠「よっこらせ...っつ...ははっ、顔中から血が出てるのがわかります...今は鏡とか絶対見たくないですね」

神獣鏡とかではなく普通の鏡のことですけどね
いい加減身体中ガタが来ているというか、骨も多分結構...動けるのはギアとダウルダヴラを纏っているのと、翔子さんが生かしてくれているからでしょう
翔子さんが私や『翠』とどんな関係なのかは未だにわかりませんが、翔子さんや女神様の話ぶりからして私を生かせるのが翔子さんの役割なのだと思います、火事の時も起こしてくれましたし

翠「まるでどっかの勇者の精霊ですね...あっちより断然好ましいですけど」

『翠』《痛いならなるべく喋らない方がいいんじゃ》

軽口でも言っていないと痛みでまたぶっ倒れてしまいそうなんですよ
いくら鍛えても戦いに慣れても、痛みだけは慣れません
痛みに苦しみ耐えかねて死んだのならともかく、死んだことすら気付かない死に方をした私からすれば、死ぬ程の痛みもわからないわけですし

翠「さぁ!これで本当に最後の大仕事ッ!!!」

私は羽衣で身体を浮かせ、こちらも私同様そろそろ限界が近そうなフライユニットを再稼働させて黒の獅子機の元へ飛び立ちました

翠「ぐっ...けほっ...ゲホッ」

今日だけでも何度も繰り返したこの動作でもかかるGに身体が悲鳴を上げ、喉を登ってきた何かに咳き込んでしまいます
ドバッと口から吐かれたのは私の血
胸元の装甲にかかり、そこが赤黒く染まってしまいました


響「翠ちゃん...!?」

『夏菜』「あの馬鹿...!」


下の方で何か叫ぶ声が聞こえてきましたが構わず飛び続けます

翠「着きました...はぁっ!!」

そして黒の獅子機の真上まで来た私は、獅子機の手脚と胴体にダウルダヴラから伸ばした弦を巻き付けました
何本も、そして何重にも巻き付けたそれらを私の腰にもぐるぐると巻き付け手で握りました


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