過去ログ - オール安価でまどか☆マギカ 24
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20: ◆xjSC8AOvWI[saga]
2018/05/30(水) 22:16:04.51 ID:FVhzmeyY0


桐野(あれ……――?)


 心のなかで疑問の声をあげつつ、足を止めて辺りを見回す。

 町外れの寂れた景色のなかで、まるで一人取り残されたような気分だ。


 そうしていると、後ろから声をかけられる。


キリカ「こんなところで何してんの?」


桐野「!?」


 ――――どうしてそこから現れた!?


桐野「あ、あっちから来たはずじゃ……!」

キリカ「なんでそんなこと知ってるの!? もしかしてストーカーさん?」

桐野「違う!」


 いや、確かにつけ回すことになっていたのは事実だけど…………

 そんな久しぶりの会話にしては大分最悪なやりとりをしていると、それから彼女はなにか考え込むようにする。


キリカ「あー……、キミそうか。久しぶりだよね?」

桐野「う、うん! ほら、幼稚園から一緒で家の近かった!」

キリカ「うん、思い出した。まあ、私の事なんかどうでもいいからさ、こういう変なトコはあんまし行かないほうがいいと思うよ?」

キリカ「私がこっちから来たカラクリはね……この先にはね、ちょっとした空間が歪む呪いがあったのさ」

桐野「!?」

キリカ「今はもうないよ? 探し回らないでね」


 ――困惑した。

 それと同時に、キリカを追ってここまで来た僕としては違和感を抱いた。……なんで僕が心配されているんだろう?




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