過去ログ - オール安価でまどか☆マギカ 25
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3: ◆xjSC8AOvWI[saga]
2018/08/12(日) 23:59:13.37 ID:yk1FBVgO0
かずみ「……何を言ってるのかはわたしには理解できない。でも、あすみちゃんはキュゥべえのことを殺したんだよね」
あすみ「そうだね。あ、私は謝る気はないから。私のことを改心させるとか、くだらない仲直りごっこなんて期待しないでね」
そう言うと、あすみは軽い足取りで私たちに背を向けてドアに手をかける。
あすみ「巴マミ。本当は話し合いなんてする気はなかったんでしょ? アンタは最初から私を追い出すか殺す気でここに来たんだ」
マミ「……それも悪い人が相手なら仕方のないことだと思った。私の大事なものを守るために」
あすみ「ねえかずみ。巴マミみたいなやさしー人が、いつでも優しくて正しいと思う?」
あすみ「ああいう表面上常識人ぶった『いい人』ほど、つつけばどうなるかわかんないもんだよ」
あすみ「アンタのことも、アンタが自分に従順なイイコだから喜んでるとか」
かずみ「そんなことないよ! マミはわたしに居場所を与えてくれて、訓練までしてくれたのに……そんなこと言わないでよ」
あすみは意地悪く言う。わたしはその言葉に反感を抱いた。
なんでそんなことを言うんだろう。
でも、勝手かもしれなくても私はあすみにも恩を感じることはあったから、やっぱり出来ればいがみ合うのを見るのは嫌だなとも思った。
あすみ「……――――あっそう。それと、気を付けて帰ってね?」
あすみは扉を開くと、一言心配するような言葉を言ってからその中に消えていく。
……扉が閉まる音がする。それからすぐに鍵もかかる。
わたしはさっきの言葉も含めて、その意味を考えていた。
わたしが何も知らないのは当然。でももしかしたら、あすみはマミが知らない何か、知ってることでもあるの?
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