過去ログ - 【ダンガンロンパ】霧切「そう、これがペルソナよ」【あんこ】
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名無しNIPPER
2019/06/09(日) 11:05:20.78 ID:hyHGyKWj0
食堂に入っていくと、花柳の姿があった。
対立関係がはっきりしていたので気不味い気持ちになりながらも入っていた。
然り気無く花柳の表情を伺うと青ざめて口をパクパクと震わせていた。
「どうしたの?」
思わず様子を伺った。
「こ、木幡さん…これ。」
花柳は指を私の後ろに向ける。
なにかあるのだろうか。
私はゆっくり後ろを向く。
そこにあるものを見て驚愕した。
壁に広がる赤い文字…
そこに書かれた言葉は…
私は震える声でいった。
「神田侑乃は死をもって償え…これって…」
花柳はうなずく。
「生き残ってる誰かが書いたんだ…」
それしか考えられない…
そして黒幕の目的は…
「神田さんに恨みがある…」
私はつぶやく。
侑乃がこのゲームに大きく関わっているのか?
全く分からない。
「とにかく他のみんなも集めたいから男子は花柳がお願い。」
「うん、わかった…」
花柳は小走りで食堂から出ていった。
侑乃はたぶん部屋にいるから、あとは絢と伊勢原を呼びに行かないと…
私も花柳に倣いほかの女子を探すため食堂から出ていくと、伊勢原が入ってきた。
「どうしたの?急いでるみたいだけど。」
私の態度をみて、首をかしげる伊勢原。
そうだ。事情を説明しないと…
「落ち着いて聞いて…。」
「それはこっちの台詞だよ。木幡さんのほうが落着きないじゃん。もしかして、黒幕からのメッセージでも壁に書かれてたのかな?」
薄笑いを浮かべる伊勢原。
「うん、そう…」
と、いいかけたところで何かが可笑しいことに気がついた。
なんで伊勢原がその事を知っている?
彼女はまだ食堂にも入っていない…
それなのに黒幕からのメッセージがあることを知っている。
ここから考えられる可能性はたったひとつだけだ…
「伊勢原が描いたの…いや、このゲームをしくんだ黒幕なの?」
私は震える声で問いかけた。
ただ、伊勢原は不気味に笑うだけだった。
そこからうすら寒いものを感じた。
言葉はなかったけどそれだけで確信した…
黒幕はきっと伊勢原なのだ…
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