過去ログ - アラサーニートエリちとキャリアウーマン亜里沙 2スレめ!
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109:名無しNIPPER[saga]
2018/12/05(水) 20:53:48.93 ID:KHC8AQuS0
 理亞ちゃんがまだ、ツンケンしていた頃に一緒にダイヤモンドプリンセスワークスをプレイした。
 なんだか遠い昔のような気がするけれど、えらく穂乃果に似たヒロインがお気に召したらしく、
 何とかして攻略できないのか、ファンディスクなら、そこまで行くともう……
 と言っていたのを思い出す。
 一時的に疎遠になったことはあるけれど、
 おそらくは私が悠々自適にニートしていたのが許せない側面があったのだ。
 真面目一途で頑なな彼女が、妹のスネカジリして働く気もなかった私を見て、
 どんな感情を抱いたのか――想像するに気分が暗くなりそう。

「そう、ならなおさら解せないわね
 理亞さん、ルビィさんと喧嘩でもした?」
「え? 最近連絡が取れないのは確かですが
 思い当たるフシはないです」
「そうよね、絵里みたいに考え無しに迂闊な発言する人じゃないし」
「私を心配する表情で、私をディスるのやめない?」

 ツバサの表情は可哀想なものを見るとか、哀れに思って同情するとかではなく、
 心の底から私のことを心配する素振りを見せているのに、
 口ではさっきからズケズケとナイフで精神を切り込んでくるのはどうして?  
 私がおとぼけていると、理亞ちゃんは何事か思い当たったことがあったらしく、
 怯えると言うか、かすかに震えながらツバサに問いかける。

「ルビィは……ハニワプロから引き抜かれたんですか?」

 信じられないと言わんばかりの、
 泣きそうなくらいに辛いと言う風な震える声で理亞ちゃんは問う。
 信頼している相手に裏切られたというよりも、
 自分がその行動を引き起こしてしまったと責任を感じている風だ。
 ただ、ツバサは沈痛な表情で彼女を見て、
 一つ小さくため息を吐き、


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