過去ログ - アラサーニートエリちとキャリアウーマン亜里沙 2スレめ!
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123:名無しNIPPER[saga]
2018/12/06(木) 21:27:36.55 ID:LffsrmXp0
 いやまあ、再会した時に私のことをまったく忘れていたのは――
 ルビィに話しかけてもらってドヤ顔で登場した意味がなかったのは、
 すごく悲しい思い出ではあるんですけど。
 どうにかして絵里先輩が自身を恥ずかしい人間だと認識して貰うために。
 私が実力を最大限発揮できるあらゆる勝負事で挑みました――
 格闘ゲームでは軽く捻られ、大乱闘するやつでも手も足も出ず、
 パーティーゲームならどうだと思ったら、亜里沙さんをフォローしながら
 ぶっちぎりで勝ち抜けてしまうというチートぶり。
 暇だからゲームはやるヒマがあるしというコメントに怒り狂って、
 つい、歌と身体能力で勝負を挑みました。
 売れない人間とは言えレッスンはきちんと顔を出し、
 日々トレーニングを重ねていた私が負けるわけなんて無いと思ったんです。
 よくよく考えてみれば、当時トップアイドルとして君臨していたツバサさんとカラオケに行き、
 彼女の周囲の太鼓持ちしてた人間がドン引きするほど歌唱力で圧倒した人間に、
 私なんぞが勝てるわけもなく。
 亜里沙さんに絵里先輩がやったことなさそうなスポーツはないかと問い、
 見当がつかないというコメントの末に、だったらアレやってみたいアレ、
 と当人が会話に乱入して指をさしたのがセパタクロー。
 何だアレという感想しか抱かないスポーツでしたが、
 身体能力ではまだ勝てると思った愚かな私は、
 二人して練習に参加し、思いもがけない才能を発揮し、
 代表になれるからアイドルなんてやめて参加して欲しいと抜群の評価をされ、
 実際に絵里先輩にも勝ったと思って――
 後日何やってんだと思った私に、亜里沙さんが絵里先輩が加減していた、
 と思わず立ち直れなくなりそうなコメントを頂き、鹿角理亞は完全に意気消沈し――
 自分自身を認めさせるために努力に励み、ルビィと一緒に人気もでて、
 エトワールにも絵里先輩の代わりとして来訪し――あの子達と一緒に堕落したのは
 もう、黒歴史というか、情けなさ過ぎて本当は認識して欲しくはないんですが。 
 こっそり胸の内で披露するくらいは構わないでしょう。


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