過去ログ - アラサーニートエリちとキャリアウーマン亜里沙 2スレめ!
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名無しNIPPER
[saga]
2018/12/08(土) 17:41:21.61 ID:hAni2gsL0
が、自分たちが奇跡を起こしてもなお現実が改められなかったという結果は、
彼女を精神的に叩き潰すこととなり。
μ'sは上手に行ったのにAqoursは何も残せなかったのは何故なのかと、
疑問に感じ始めたらどうしようもなくなってしまい、取り返しのつかない事態に陥る。
失踪した後にこっそりと廃校祭を見に行き、
自分が居なくても上手く立ち回っているAqoursの面々を目の当たりにし、
なおのことダメージは増幅されて、今もおそらく立ち直れていない。
「海未の同情を買うには都合のいい理由ね」
「お、お姉ちゃん……?」
「海未はもしかしたら、そんな彼女を開放するために動いているのかもしれない
ならば、私は海未を止めないといけない――
ごめんなさい亜里沙、やっぱり私は彼女に会わないと」
「ダメよ絵里、敵役を買うつもりならスマートになさい」
決意を翻意するように告げられてしまい、
思わずムッとしてツバサを眺めてしまって、やらかしたと思ったけれど、
私のイラつきすら想定内だと言わんばかりのそいつは、おでこをツンとつつき。
「絵里、いまさら”高海さん”が正論やきちんとした指摘を受けて、
きちんと立ち直れると思っているの?
だって彼女は悪いことをしているなんて思っちゃいないのよ?
本当に相手を思うのなら手助けをするんじゃなくて
事実に気づかせてあげなさい、正しいと思うという感情に従って動くのは、
なさねばならない正しい行動を放棄して、短絡的になってしまっている証拠よ」
「お姉ちゃん、怒る気持ちはごもっともです。
ですが、お願いします。
短慮に走らず、私やツバサさんを信用してください」
感情的になって、先走ってしまったらしく。
本気で心配そうな亜里沙や、しょうがないわねぇみたいな顔をするツバサを見て、
自分自身を省み、改められる欠点は改善しようと決意する。
とはいえ、腹に据えかねる思いはこの場の面々の共通認識であるようで、
ついつい表情が険しくなってしまうのはなんとも言えない心持ちがした。
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