過去ログ - アラサーニートエリちとキャリアウーマン亜里沙 2スレめ!
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205:名無しNIPPER[saga]
2018/12/19(水) 16:14:24.95 ID:JuDb21/q0
(まだですよ、まだ釣り上げてはいけません!
 エサに食いつこうとしているくらいです! 待ちの姿勢で行きましょう!)

 雪姫ちゃんから提供されるツバサのパーソナルデータは、
 あいにくだけど私の知らないことばかりだった。
 上辺だけの付き合いをしているつもりはなかったけれど、
 少なくとも頼りになる男性がタイプだというのは知識として持ってないし、
 弟くんに対して果てしなくダダ甘だというのも把握していない。
 私はてっきり男性よりも女性が好きなのだとばかり思っていたけれど、
 弟くん以上に魅力的な男性が見当たらないという理由が強いみたい。

「例えば……年下の異性からお姉さまって呼ばれるようになるには
 どのような態度を示せば良いのかしら?」
「あなたの知り合いに年下の異性なんていたんだ」
「年下の男性がいざっていう時に頼りになるさまを見せてくれたら
 ちょっとキュンってなるっていうか、ツバサは経験がない?」
「あr……な、ないわね、そんなことまったく。
 事務所の後輩はほとんど同姓だし、仕事上付き合いのある男性で年下って
 そんなにいない気がするわ」

 断言しようとして躊躇う姿勢を見、
 よもや英玲奈みたいな態度で弟くんと接しているわけじゃないよね?
 なんてことを考えながら。
 しかし、なぜ年下の女の子のアドバイスのもとで
 アラサー二人がこんなコイバナみたいなトークをしているのか解せない。
 それとも一般的に女性はこんなふうにコイバナで盛り上がるものなの?
 私個人の感想でいいなら、異性より伊勢海老食べようみたいなトークのほうが好きよ?

「庇護欲を誘う相手が自分をかばってくれたりとか」
「――ああ、創作の話? あなたにそんな異性がいるとは思えないし
 私もけ、経験があるわけじゃないけれど
 そういう妄想のトークで構わないならアドバイスできるわ」
「うん、頼りになる姉キャラとしてのポジションを確保するためにも
 ツバサのアドバイスが聞きたい、頼りにしているわ」


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