過去ログ - アラサーニートエリちとキャリアウーマン亜里沙 2スレめ!
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234:名無しNIPPER[saga]
2018/12/23(日) 19:09:52.24 ID:O8SRoyhI0
 どこまで真実味がある発言だったかは、後日ネタ交じりにツバサに上記の発言を伝えたら、
 「ああ、あなたの話?」と返答をされてしまったのでいろいろと察している。
 
「何故そのようなことに?」
「空よりも青い、星よりも明るい事情がありまして」
「腹に膝蹴りでもして意識を失えば中の人も出てくるかしらね?」
「え、なんで助走付けようとするの? ガンジーなの?」

 懇親の説得は見事に空を切り、
 話をごまかそうとしたところで最後には強制的に吐かせよう(夕食と一緒に)とするから、
 絢瀬絵里がこれ以上言葉を重ねたところで綺羅ツバサは動かない。
 年下の女の子を盾にするような真似には躊躇いも生じようものだけれど、
 このままでは本当に膝蹴りが腹部に直撃しかねないので。

「僭越ながら絵里お姉さんと同居しております、西園寺雪姫と申します」
「恋人の父親に会いに行く彼氏みたいな台詞どうもありがとう。
 ――でもそうか、やけに上手く立ち回るなって時があったから。
 凹んだ理亞さんを元気づけたのもあなたなの?」
「敵いませんね、察せられたとおりです」

 なるほど、妙に理亞さんの好感度がだだ上がりした出来事があったなと、
 自分のことなのに自分の記憶になかったものだから、そんなこともあるかなくらいにしか認識をしていなかったんだけど。
 
「理亞さんが言っていたの、聖良さんと同じことを言って
 でも自分はそばに居てくれるって、聖良さんとは違うって言ったって
 よもや絵里が人の動向を把握して励ましの言葉を送るとか
 天地がひっくり返ってもありえないから
 誰かがアドバイスを送ったか、誰かにいいように使われているのかなって思ったの」
「ツバサさんの中で絵里お姉さんの評価というのが高いのか低いのか大変判断に困りますが。
 察せられる通りにしゃしゃり出てしまいました」
「中の人は自由に入れ替わることができるの? たとえ”絵里の意思”でも?」
「――ツバサさんが察するとおりです」


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