過去ログ - アラサーニートエリちとキャリアウーマン亜里沙 2スレめ!
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303:名無しNIPPER[saga]
2019/01/07(月) 16:14:01.11 ID:jJQfg4Sl0
「最初は中の子の影響かなって思ったんだけど……」
「なに、歯切れが悪い、入れ歯でもする?」
「えと、あなたさ、語り部の記憶すっ飛ばす時になにした?」

 うちのボケをスルーし(エリちっぽさを再現したつもり)
 妙におずおずと年甲斐もない(エリち的表現)仕草を取り、
 ご機嫌取りをするような、非人間にあるまじきゴマをする行為(エリち的ry)
 などと考えていたら心を透視されて目付きが怖くなってしまったん、めんごめんご(エry)

「ええと、まずは記憶を叩き潰します」
「オーケー分かった、アレだわアレ、それ、記憶消去じゃなくて呪術だから」
「は?」

 別にウチが超常的な力を用いて(非人間寄りではある)記憶をすっ飛ばしているのではなく、
 きちんとスピリチュアルな方面では活用されている記憶消去スタイル。
 お金はそれほどかからないけれど、時間がそれなりに掛かってしまう結果、
 記憶を消去してから日常生活を取り戻すまで誰にも迂闊なことを言えないのが玉に瑕。
 高校時代は時間があったので1週間かけてヒナちゃんの記憶をすっ飛ばしたけど、
 大学に入るころには数時間くらいでなんとか。
 扱いが雑になっているのではないかというツッコミは甘んじて受ける次第です。
 
「いやね、記憶をすっ飛ばすって大変なのよ、
 今でこそ科学の力でそれっぽいことができるけれど、
 進歩の途中だから副作用だってもちろんあるのよ?
 記憶って人生みたいなもんだし」
「んー? でもエリち普通にしとったけど?」
「それは語り部がおかしいのよ、あの呪術はね、3回以上やったらフツー死ぬから」

 ウチの中で時間が止まる。
 冗談かと思いきや冗談では無さそう。

「何回やった?」
「両手両足の指じゃ数え切れないほど」
「そんなにやったら私だって殺せる」


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