過去ログ - アラサーニートエリちとキャリアウーマン亜里沙 2スレめ!
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322:名無しNIPPER[sage saga]
2019/01/14(月) 02:16:56.78 ID:Kbcg/dK+0
「絵里、歌詞作りおつかれさま」
「……音もなく後ろに忍び寄るのはやめて」
「私が忍び寄ったんじゃなくて、あなたが気がつかなかったの」

 ツバサは面白いものを見つけたとばかりに微笑みながら、
 隠そうとするノート(理亞ちゃん作成)を引ったくり、ふむふむと読み耽る。
 元から執筆業に携わっていた(遠い過去のように思える)だけに言葉選びであるとか、
 表現が思いつかないときの上手なごまかし方は真姫が舌を巻くほど優秀。
 A-RISEが売れてない時期にツバサ当人が歌詞を作っていれば
 もう少し売れるのが早かったのでは? と私が思ってしまうくらいに、
 ここはこう、これはこうするといいというアドバイスも的確。
 ただ、そのアドバイスは真姫が人を頼るんじゃないの一言で切って捨てられてしまうけど。
 何もかも私が作るっていうのは無理があるんじゃないかと思うの。

「あんまり根を詰めると、死ぬのが早くなるわよ」
「なにそれ、経験上?」
「……え、あ、そ、そうね」
「どうしたのよ」
 
 ツッコミを入れてみるといつになくしどろもどろな反応。
 死ぬとか死なないとかいう話に対して私が切り返してくると、
 いつになく動揺したと言わんばかりに困った顔をする。
 ただ、動揺をさせるとその行為に恥ずかしい気持ちでもあるのか、
 ごまかすように喋り始めるのである。


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