過去ログ - アラサーニートエリちとキャリアウーマン亜里沙 2スレめ!
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507:名無しNIPPER[sage saga]
2019/02/27(水) 16:07:46.67 ID:adiLbGNt0
 体調が悪い彼女に向かって、
 媚びを売るように差し入れでも持っていき、
 実はこんなイベントを開こうと思ってるからお金貸して――
 などと告げたところで首は縦に振ってはくれない。
 それなりに私に付き合ってはくれるけど、
 興味がなければ素っ気なく勝手にやれで済まされてしまう確率は以外にも高い。
 彼女にメリットがあれば動いてもくれるけれど、
 メリットがあるから動けと言えば、ハァ? の一言と一緒に蹴り飛ばされる。
 私自身も面倒くさい人間ではあるし、
 自分に言われるのはとても心外ではあろうけれど、
 綺羅ツバサはそれなりに面倒な人間である。
 彼女も自分のことを割と面倒くさいと自覚はしているけれど、
 あなたって面倒な人よねと告げれば確実に反論と一緒に蹴り飛ばされる――蹴り飛ばされてばっかりだな私。
 客人三人組で寄せ集められ、同じ部屋に寝泊まりしている私たちも、
 さすがに毒物を作った人とそうでない人を一緒にするのはバツが悪かったのか、
 理亞は離れの個室に隔離され、ツバサは私と同じ部屋にいたりする。
 最初は本当に体調が悪そうであったので、
 あれやこれや心配して面倒を診たけれど、
 そのうち本性をさらけ出し、一発宴会芸しろ、
 高級ステーキを食べさせろと過度な要求をし始めたため、
 お父様と仕事があるから〜と言って逃げてきたのである。
 この浮気者ぉー! という悲鳴がなんか刺さる発言だったので、
 うるせぇエビフライぶつけんぞ! と返しておいた。
 意味はわからないがツバサは黙らせることに成功した。


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