過去ログ - アラサーニートエリちとキャリアウーマン亜里沙 2スレめ!
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名無しNIPPER
[sage saga]
2019/03/14(木) 20:57:14.71 ID:VgmpwgPR0
「ふたつめ、花陽は必要にかられない限りはポン酒しか飲まない
私の前で遠慮をしてカクテルを飲むなんてことはしない
私の知る花陽なら、分かってるでしょ真姫ちゃん――
それくらいのことは遠慮せず言う。
だって私たちは長い付き合いのある親友であるのよ?」
どこまで私のことまで把握されている?
……いや、小泉花陽が変調を来たしている程度に受け止めている可能性がある。
ループを重ねた末に人格が改められたり変化するのは
彼女だって知っているはず。
「みっつめ、何故凛を止めなかったの?
凛が辛い思いをするのであれば、花陽なら必ず彼女を止めたはずよ
私の知る花陽は、私が想定する以上に誰のこともよく分かっている。
自身が不幸になることを厭わずに、誰かの幸福を考えている女の子よ?
絵里と花陽はよく似てる――そして今のあなたは、似てない」
西木野真姫という人間が私を見ていることに気がついた。
射抜くような視線を向けられて思わず怯えた。
「あなた、この世界はどう思う?」
冷徹な視線を捨て、柔らかな表情と優しい声色。
先程までの態度が演技であったかと疑ってしまうほど、
仲のいい友人に問いかけるように尋ねられた。
確かに慌てても仕方がない、私をどうこうできる存在は
よもやこの場にいるとは思わない。
――そのとおりです。
私に手出しができないのならば、冷静に対応するのが筋というものです。
酒の席なら、彼女にお酒をすすめればそのまま沈むことでしょう。
「みんなが幸せになれる世界だと思うよ?
だって実際に不幸なできごとって起こってないでしょう?」
「ええ、μ'sはラブライブに出場することは叶わなかったけど
円満に終わらせることができた、穂乃果がトラウマを作ることもなかった」
彼女が大学入学当初に体験した有象無象の嫌がらせは、
私が小泉花陽に介入するキッカケにもなりました。
誰しもが自身の不備を問うできごとでもあり、
誰もが後悔をせずにはいられなかったという話でもあります。
「ことりちゃんや海未ちゃんも穂乃果ちゃんと要られて幸せそうだよね?」
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