過去ログ - アラサーニートエリちとキャリアウーマン亜里沙 2スレめ!
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57:名無しNIPPER[saga]
2018/11/27(火) 04:24:33.27 ID:dX+UK2dc0
「高海千歌さん」
「はい」
「今度は逃げて周囲の人間に迷惑など掛けないよう――
 二度同じ過ちを繰り返したりしないよう――
 もし、私の大事な人たちの心を傷つけるようなことがあれば
 ”今度こそ”私はあなたを許しません」
「……に、逃げませんから」

 高海さんは社会人として数年仕事をして来て、
 酸いも甘いも噛み分けられる人間に成長したかと思いましたが、
 元々が親のコネで入った場所で働いていた以上、立場的には甘かったのでしょうか?
 根拠のない自信を二人して持ち合わせているのは滑稽ですらありますが、
 それよりも姉に対するダメージがいかほどになるかが心配です。
 海未さんが真正面から絢瀬絵里に対して敵に回ると宣言すれば覚悟を決めるかも知れません。
 ただ、おそらくそれを要求するのは無理でしょう。
 わざわざ回りくどい手段を用いて、姉に言って欲しいと言葉の裏に示していますから。
 と、私は思い当たることがあり、問いかけることにしました。

「穂乃果さんは海未さんのことを知っていますか?」
「――何から何まで教えるわけには行きません」
「態度がすでに言っています」

 園田海未さんが姉や穂乃果さんに対して対立関係を取るということは、
 おそらく苦渋の選択――なにか目的があるのは確かでしょうが、それを教えては頂けないはず。
 推測ではありますが、ルビィさんは理亞に対して腹に据えかねる思いを抱えて離反したのでしょうが、
 高海さんが動いているというのはいったい誰の意志なんでしょう?
 自分でこんな事する自信はないでしょうから誰かにせっつかれたか、そのような状況に追い込まれた?
 どのみち自分の力でなんとかしようとする意志がない二人が、
 海未さんを自由に使おうとするのは許せないので、もう少しだけ喧嘩を売っておくことにしましょう。


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