過去ログ - アラサーニートエリちとキャリアウーマン亜里沙 2スレめ!
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575:名無しNIPPER[sage saga]
2019/03/18(月) 16:24:24.20 ID:lV8oTIDS0
 東北弁――と、彼女は言っていた記憶があるけれど、
 実際にどこまで日本の田舎の言葉が混じっているのかは分からない。
 宮下愛ちゃん――。
 東北の山の中で生活をしていた彼女(神様の巫女をしていたらしい)が、
 東京に行きたい! とクマみたいなナリをした神様にお願いをし、
 どうせすぐに田舎に帰ってくるだろうという大人たちの意に反し、
 友人が一人も出来ない、勉強もロクについて来れないという状況下でも、
 一人暮らしをしながら頑張っていたところを綺羅ツバサさんに見初められた。
 絵里ちゃんや、雪菜、あと、私が彼女をエヴァリーナと白々しく呼ぶのはなんなので、
 キューちゃんと呼ぶけども、彼女たちが出演したライブがキッカケで
 「わだすも絵里ちゃんみたいなスクールアイドルになるべ!」
 と、一念発起――同じくスクールアイドルを始めることになる果林ちゃんや、
 いつの間にかスクールアイドルをやっていた彼方ちゃんと一緒に鍛錬に取り組んだ。
 絢瀬絵里ちゃんを髪を金色に染めたギャルと勘違いし、
 長かった髪をバッサリと切り、黒く美しかった髪の毛を金色に染め、
 さらには絵里ちゃんみたいなオヤジギャグを連呼するよく分からないキャラになり、
 最高学年が二年生だけども、過去に一度だけフルメンバーが揃ったことのある
 虹ヶ咲スクールアイドル同好会が再結成されることとなった。
 再結成して初めて開いたライブの直後に世界創造されるとかいう、
 よく分からない経験をすることになったけど、
 同好会の結成がフラグにならないことを祈りたい。 
 
「わだすは日の目を見てはいけなかったんだ! こんな! こんな!
 おっぱいオバケみたいな人がいる東京なんて!」
「落ち着いて愛ちゃん、だいじょうぶ、あなたの根性は誰しもが認めることになるわ
 ちなみに昨日の夕食は?」
「公園で捕まえてきた虫の煮付けとたんぽぽを茹でたのとご飯だ」

 うぐっ、と言葉が詰まるのをどれほど隠せたかわからない。
 愛ちゃんの野生料理が平気だったのが絵里ちゃんや海未さん。
 雪菜作成の劇物でさえ食べてのけるツバサさんでさえ、
 ザザムシ、ハチノコ、イナゴの三点セットの豪華料理を見て、
 絵里ちゃんにしがみついて震えていた。
 まったくしょうがないわねぇとか言いながら絵里ちゃんが全部食べてたけど、
 その二日後には絵里ちゃんは善子ちゃんの力で退場することになる。


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