過去ログ - アラサーニートエリちとキャリアウーマン亜里沙 2スレめ!
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660:名無しNIPPER[sage saga]
2019/05/21(火) 20:18:21.37 ID:8pjYQA6r0
 風呂上がり、タオルで身体の水気を丁寧に拭き取りながら、
 用意されていた昔懐かしいUTXの制服を着用する。
 着用しなければ殺すぞみたいな顔をされてしまえば着たくなくても着てしまう。
 ただ一度身につけたいではあったので良い機会だとは思った。

「まずは感謝を、朱音とは随分仲良くなることができた」
「思い込みではないのね?」
「今まで私が愛情込めて接すれば必ず応えてくれると思っていたが
 押してもダメなら引いてみな、とても良いアドバイスだったぞ絵里」
「おかしいわね? そのアドバイス朱音ちゃんのためのセリフではなかったのだけれど」

 とはいえ活用して貰えたのは嬉しい。
 英玲奈の信頼度はかなり低めであると思われたし、
 顔を合わせれば投げられる可能性は高いと思われた。
 これから殴られる危険性は相変わらずあるようだけれども、
 それは失言をする私が悪いのであって英玲奈が悪いわけではない。

「ツバサを選んだのか?」
「朱音ちゃんの話はもういいの?」
「感謝を重ねたいのは山々ではあるが、
 あまりに不自然に何度もありがとうというのはおかしいだろう?」

 確かに今までの英玲奈との関係からすれば、
 何度も感謝の言葉を告げられてしまうとたちまち疑問が生じ始めてしまう。
 それはお互い様であるのでこれから良好な関係が築ければ良いと思う。
 誰かと仲が悪くなるのは心苦しくはあるし、
 仲良くなれない者同士ではないと確信している。
 統堂英玲奈はとても良い人間であると思うし。

「私が言うのもなんだか迷惑な女だぞあいつは」
「自分で言うのもなんだけど私ほどの迷惑な女はいないと思うわ」
「その点釣り合っているとでも?
 似た者同士であることは認めなくもないが、
 お互いの関係でこれからも良好さを続けるかどうかは私は疑問だ」


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