過去ログ - アラサーニートエリちとキャリアウーマン亜里沙 2スレめ!
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712:名無しNIPPER[saga]
2019/06/01(土) 04:05:35.89 ID:bnFGxEFW0
そこんじょそこらの女子高生がおぼんこぼんと言われて、
 お笑い芸人の? 何ていう反応が返ってくるとは思わない。
 怪訝そうな目に見られ、仮にスマホとかでググって出てきたとしても
 この人たち誰と言われるのがオチだと思う大阪とかの学生ならともかく。

「大丈夫です絵里、私はUTXで他の学生と交流いたしません」
「その友達が少ない宣言は心配になってしまうけど」
「私は人と関わることが最小限にせねばならないのです」

 アイドルであるがゆえだろうか?
 確かにお高くとまっている彼女らからすれば、
 他の生徒たちと交流をして仲良く話していると、
 マイナスポイントになる可能性は存在している。
 そのあたりの事情は私よりもツバサが詳しく、
 彼女の記憶を辿ればどういう経緯でお高くとまったかは
 確かめられないわけでもない。
 でもそんなことをすればぶん殴られるのがオチなので、
 殊勝な私はそんなことはしない、したくはないというのが正しいでもあるけど。

「では踊ります」
「璃々ちゃんのダンス期待してるよ」
「もちろんです、どのような踊りやろうとも全て完璧にこなしてみせます」

 大言壮語というなかれ中で彼女のダンスの実力は、
 綺羅ツバサよりも上である。
 はっきり言ってツバサよりも踊りができる人間がいることを、
 正直私は感心するほど驚いたことを覚えている。
 あいつは思い上がりとか言うかもしれないけれども、
 ツバサよりも何事かできる人間っていうのは、
 私にとって珍しい存在であるのはお約束しよう
 ――いったい私は誰に向かって呼びかけているのか。


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