過去ログ - アラサーニートエリちとキャリアウーマン亜里沙 2スレめ!
1- 20
73:名無しNIPPER[saga]
2018/11/29(木) 03:10:41.92 ID:Rq40jsKV0
「――認めなさいとはいいません。
 わたくし自身も言葉足らず、努力が不足している。自分もまた卑しい
 本来なら! 本来なら! ルビィのやることなら認めてあげたいのですわたくしは!
 高校時代に辛く当たってあなたがどれほど苦しんだか知っているから!

 私はよき姉ではありませんでした――後悔しかありません。
 でも、そんな不出来な姉でも妹にできることがある。
 今後この屋敷の敷居をまたぐことを禁じます、もう、姉でも妹でもありません
 千歌、ルビィと一緒に出ていきなさい、話は以上です」

 梃子でも動かないと言ったルビィではありましたが、
 私が退席しようとすると渋々と言った面持ちで立ち上がり、
 酷く怒った様子で部屋から抜け出たんです。
 でも、それよりもダイヤが、
 私達に背中を向けて黙り込んでしまってから――本当に小さく、小さい声ではありましたが
 泣いているようでした。
 後日、真っ赤な目をして私に会いに来てくれた彼女は感動する映画を見て泣きはらしたと言っていました。
 表立って支援はできないけれど、フォローはする。
 協力はできませんが、困った時には相談して欲しい――そう約束してくれました。
 あと、中立を守り絵里たちにも協力しないと言ってくれましたし、果南や鞠莉にも伝えてくれると。

 ――失ったものは多く、傷ついたことは事実です。
 ですがもう私達は前に進むしか無い。
 何もしないと言ってくれた人たちのためにも、頑張るしか無い。
 ただ、ルビィの目的は分かりましたが、千歌は何故アイドル活動を始めようとしたのでしょう?
 たしかに私に同調して、Aqoursを過去にするために活動はしてくれると言ってくれましたが――。
 いえ、疑ってはいけませんね、同じ志を持つ仲間なのですから。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
782Res/1154.89 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice